齢68にして、お茶を習うことになった著者。着物も着るし、三味線も弾くが、お茶は全く違う山だった。そして果てがない稽古が始まり…。老いてなお新しいことを学ぶおもしろさを綴るエッセイ。
東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業。本の雑誌社入社後、「午前零時の玄米パン」でデビュー。ほかの著書に「パンとスープとネコ日和」「かもめ食堂」など。